SSブログ

E-DOMODEL F-4 EDF取り外し [ラジコン]

「取り外し」といっても、ダクトユニットは上半分で接着剤で胴体に張り付いているので、ひとことで言ってしまえば「引き剥がす」だけなんですが、どの程度ベッタリついついているのか判らず、どうやって引き剥がすか悩みました。

ベストな方法かどうかはさておき、結局、以下の手順で剥がれました。
(1)アクセスパネル取り外し(先日の記事をご参照ください)
(2)EDFと発泡スチロール(胴体)の間にはみ出している接着剤をラジオペンチなどで剥がします(発泡材が一部剥がれるのはやむをえず)
(3)ペーパーナイフのように長くヘラ状のものを排気口から突っ込んで、EDFダクトの左右のフランジ(耳)と発泡スチロールの間にぐいぐい差し込み、接着剤の層を壊します(当然、発泡材も壊れます)
(4)(3)と同じように、ペーパーナイフをEDFダクト後縁と発泡スチロールの間にぐいぐい差し込みます。
DSCN4620.JPG
DSCN4621.JPG
外してから判ったことですが、左右のフランジ部分以外は胴体側の「受け」はEDFダクトの前縁側と後縁側にしかありません。なので、ペーパーナイフを後ろから差し込んだだけでは前縁側の接着部はうまく剥がす(壊す)ことができないのです。
(5)EDFダクトをグリグリ動かして、ダクト前縁部の接着部を引き剥がします
DSCN4622.JPG
DSCN4623.JPG

ダクト前縁部は胴体側に溝が掘ってあるので、ここの接着部をきれいに剥がすのは不可能でしょうから、再組み立て時に接着剤できちんとシールする必要があります。

ファンとダクトとの擦れ跡は水平部フランジの辺りで、取り外し後にもチップクリアランスはなく反対側のクリアランスが大きいことから、原因は組み付け時の歪みではなく、ダクトとモータ軸のズレ(偏芯)のためであったようです。
DSCN4626.JPG
ということは組み立て前のEDF作動試験でチップが擦れたことが判っていたのに、そのまま組み込んでよしとした?・・・

静止状態で擦れているのにこのまま回したら、ファンのチップがもっと削れてしまいます。原因が偏芯ならば本来はその偏芯を直すべきでしょうが、自分にはその技術が無いので、ダクト側の接触部分を削ることにしました。
DSCN4635.JPG
サンドペーパーで、最初は軸方向に削っていたけど、途中で面倒になり周方向に削りました。

一番良いのは、手回しで接触が無く少しだけクリアランスがとれたところで、回転数を徐々に上げて、あたりがなくなるまで少しずつ削り込むことです。が、せっかちな自分は見た目で反対側のクリアランス(約0.5ミリ)の半分くらいのクリアランスがとれたところで試運転をしてみました。
DSCN4638.JPG
モーターとESCの配線は赤色基準で青と黒が逆になります。
DSCN4624.JPG

結果は3セルリポのレバーマックスでダクトの削れはありませんでした。
DSCN4639.JPG
ということはクリアランス開けすぎか・・・

ファンのチップクリアランス調整でEDFを引っ剥がしたので、ご参考までEDFの情報を以下に記します。
DSCN4628.JPG
<EDFユニット>
5枚ブレード
重量:24.2グラム(シャフトアダプタを除く)
内径:64ミリ
外径:66ミリ
前縁外径:77ミリ
長さ:42ミリ
止めネジ:M4(シャフトアダプター参照)

<モーター>
重量:65.3グラム(リード線、シャフトアダプタ込み)
ロータ外径:28ミリ
取付部外径:19.9ミリ
ロータ長さ:12ミリ(銀色の無塗装部分)
ロータ(永久)磁石:6極
コア側電磁石:9極
シャフト径:2.9ミリ
固定用ネジ:4箇所×M2.5?(M2.6ではややきつく表面処理の膜が部分的に剥がれる)
DSCN4630.JPG
組付いていたのは外径が2.2と2.3ミリの2種、上の写真の銀色の上3本と残りの1本で太さが違います。しかも一箇所はネジが「馬鹿に」なっていたので、ここは手持ちのM2.6(写真の黒いやつ)に交換することにしました。

<シャフトアダプター>
モーターシャフトに圧入または焼き嵌め(イモネジ無し)
外径:10.4ミリ
長さ:12.8ミリ
ファン取り付けネジ:M4(ワッシャーでファンに留まっているので長さ不明)
DSCN4631.JPG

番外:うちのにゃんことわんこです。写真の2匹はつるんでる事が多いのですが、ブログの顔になっているにゃんこは昼間はほとんど出かけて家にいません。
DSCN4637.JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。