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機体損耗率に相当する指標による比較(米国) [MU-2]

10万飛行時間あたりの Fatal Accident 発生率の指標とは別に、MU-2は調達(登録)機数のうち(米国、国内ともに)1割以上の機体で Fatal Accident が発生していることも報告しました。

この機体損耗率に相当する指標での比較データについても
https://www.faa.gov/aircraft/air_cert/design_approvals/small_airplanes/cos/mu2_foia/media/Appendices.pdf
のp30(pdfファイル35/121)にありましたので、以下に紹介しておきます。
4EC69166-5D97-4A21-A046-50FC255E1FAF.png
混みいった表で判りにくいですが、Fatal %の欄のtotalの数値に注目していただくと、MU-2が12%(1割強)であるのに対して、比較対象機種の平均が5%程度である事が読み取れます。

同じ出典のひとつ前のページには、年間あたりの事故件数が減少傾向にあるのに対して、MU-2の Fatal Accident 発生件数については、およそ2件/年の頻度から改善傾向がないことを示す図
20B0C419-6381-4C1F-A068-33D83E9D666E.png
が掲載されています。

2018.01.03追記:
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/F-104_(戦闘機)#日本
に「22年間での大事故は24件とされている」とあったので

空自のF-104の機体損耗率は24件/230機(調達機数)から、MU-2と同じ1割強となります
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