いろいろありました

老後の収入確保には手に職を・・・ということで、この４月から専門学校に通うことになりました。うん十年ぶりの入学試験準備に始まって、いろいろありました。

運よく？合格してほっとしたのも束の間、３月１１日以降は日本の先行きに不安を感じておりました。被災者の方々に掛けるべき言葉も見つからず、特に小さな子ども達が地震の恐怖と、津波の恐怖とにさらされ、命まで落とされたことには「神や仏はいなかった」としか思えませんでした。

地震や津波のまえに神や仏も無力ならば、人間が作り出した原子力発電が完全であるはずもなく、ただ、これほど脆いものだということは「予想外」でした。

東京電力は「役員の報酬を５０％カット」といっていますが、これほどの「人災＝想定条件の甘さ」を起こしておいて、「５０％の報酬を出す」こと自体が「非常識」だと呆れ果てました。

復興に当たって一番ご苦労されているのは、壊れた原子力発電所を始め、災害現場の第一線で対処している方々でしょう。平時には税金の無駄遣い云々と槍玉にあげられる自衛隊についても、１０万人規模で災害救援活動ができる組織は自衛隊以外にはありえなかったことの認識を新たにされた方も多かったことと思います。

仙台空港、東北自動車道や東北新幹線が再開し、徐々にではありますが復興は進んでいます。亡くなった命は戻ってはきませんが、残された皆で日本を再生するしかありません。