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充電式バッテリの誤った使い方 [安全]

単2型電池3本で作動するラジオに、単2電池のストックを切らしたため、手元にあった使わなくなった無線LAN用のDC5V電源を繋いで使っていたのですが、以前に使い捨て乾電池を再利用するための充電器が売られていたことを思い出し、試しに古い乾電池をラジオに入れてDC5V電源で強制充電してみたところ上手く行ったので、それからしばらくの間、時々DC5V電源での充電を繰り返していました。

そうこうしているうちに、充電式ではない乾電池よりかは、充電式バッテリの方が良かろうと思い込み、これまた手元にあったしばらく使っていなかった、単2型ニカドバッテリに入れ替えてみたところ、特に問題なく充電できているようだったので、それで数ヶ月使っていたところ、危険な事が起こりました。

ラジオの電池を入れる部分の裏蓋が焦げていたのです!

熱変形した裏蓋を開けてみると、ニカドバッテリのビニール被覆が熱収縮して割れ、電池を受けるラジオ側の端子がラジオ本体にめり込むように、端子の周りのプラスチックが熱変形していました。
IMG_0901縮小.JPG
3本のニカドバッテリは、全て電圧「0」で+と-が内部で短絡していました。

今更ながら、ニカドバッテリの定格電圧が1.2ボルトであることを思い出し、1.2✕3=3.6に対して、5ボルトで長時間充電は、明らかに電圧高すぎです。

乾電池(定格1.5V)からニカド(定格1.2V)に入れ替える時に注意すべき失敗でした。

ラジオの電池収納部が熱変形してくれなかったら・・・・・(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

オートマ車のブレーキとアクセルの踏み間違い [安全]

クラスメートとの雑談の中でオートマ車のアクセル踏み間違いの話題となり、その昔・・・自分自身が体験した恐怖の踏み違え事故を思い出したので、事故防止の目的で以下を紹介することにしました。

自分の場合は、MT免許取得後しばらくペーパードライバーであった後にAT車に乗るようになり、MT車に対するAT車の違和感にだいぶ慣れた時期に、自分ちの車庫へバックで入れる際にブレーキとアクセルを踏み違えてしまいました。

それまで、ブレーキとアクセルの踏み間違いなんて考えられない!と他人ごとのレベルでの認識しかなかったので、実際に事故を体験して、まさか自分が!とかなりのショックを受けたものです。

車庫スペースのエンドにはバンパー位の高さの庭石とその後ろに枇杷の木があり、車は庭石に乗り上げ枇杷の木に衝突して、けが人が出なかったのは不幸中の幸いでした。枇杷の木の下には犬小屋があり、その中にいた犬がびっくりして犬小屋のさらに奥にある腰くらいの高さのフェンスを乗り越えて鎖で宙吊り状態になってしまい、それ以上逃げることもできずにかわいそうなことをしてしまいました。(そのワンコはもう10年以上も前に老衰で他界しました)

当然のことながら、踏み違えた本人は、アクセルを踏み込んだ直後から何が起こったのか理解できずに、しばらく呆然としていました。事故車が燃料タンクの点検とバンパーの修理だけで終わったのもラッキーだったと思います。

後日、自分自身で同じ車で現場検証を行い以下の結論に達しました。


【一番怖いのはバック(後進操作)でのアクセル踏み込み

アクセル踏み込み

車体が後方に加速=踏み込んだ足にはアクセルをさらに踏み込む方向の慣性力が働く

踏み込んでしまった足は車体の加速度が小さくなるまで離すことができない

車止めの乗り越え(自分の場合、バンパー位の高さの庭石)

後方の壁・車への激突もしくは崖からの転落(自分の場合、枇杷の木で停止)


【なぜバック(後進操作)でブレーキとアクセルを踏み間違えるのか】

後方確認で上半身だけでなく下半身も左右交互にひねることがある

ブレーキ/アクセル対する右足のスタンスが前(足先)/後(かかと)逆になる
・体全体を右ひねりで後方確認するとき:右足かかと側(ブレーキ)、右足先(アクセル)の配列
・体全体を左ひねりで後方確認するとき:右足先(ブレーキ)、右足かかと側(アクセル)の配列
言うまでもなくペダル操作はあくまで足先です

体をひねった直後に踏み間違いが発生する

【一般的な踏み間違い説】

地面の傾斜が変化する場所やちょっとした段差乗り越えがある

微速進行操作でブレーキ操作(平旦もしくは降り)とアクセル操作(登りもしくは乗り越え)が入れ替わる

ブレーキ操作からアクセル操作に変わった直後にアクセルを踏み込んでしまう

【マニュアル車での踏み間違い事故が少ないのは】
・微速進行操作では左足は必ずクラッチペダルに載せている
・左足(クラッチ)に対する右足(ブレーキとアクセル)のスタンスは変わることがない
・停止の際のブレーキ踏み込みではクラッチの踏み込み操作を伴うので、万一アクセルを踏み込んだとしても暴走には至らない

【防止策(例)】
オートマ車でのバック操作は左足ブレーキ/右足アクセル操作とする

実はこの対策、ある教習所では非公式に教えているとのことですが、ほとんどの車の操作マニュアルでは、ブレーキ/アクセルともに右足だけで操作することになっているようです。逆に言うと車メーカーの立場としては左足ブレーキ/右足アクセル操作による事故については責任を負えないということです。

個人的にはマニュアル通りの操作をして事故を起こしてしまって後悔するよりかは、バック操作に限っては踏み違いの可能性がより少なくなる「左足ブレーキ/右足アクセル操作の方が合理的(より安全)である」と考えています。

衝突回避 [安全]

こないだの土曜日に山道で、あやうく正面衝突をする(される)場面に遭遇した。

見通しの良くない左カーブ(下り)に差し掛かったところで、対向車が突っ込んでくるのが見えた。

こちらはガードレールから人一人分あるかないかくらいで、コーナリングしていたので止るしかない状況。

対向車は(上り)右カーブをショートカット(道路幅のセンターでライン取り)してコーナリングしていたので、オフセット衝突は避けられないと思った。

こちらのブレーキングと対向車のハンドル操作で、なんとか衝突は回避した。

対向車は上りなので、ブレーキングは遅れ衝突回避の順序は以下の通り
(1)自車ブレーキング
(2)対向車ハンドル操作(センターから左寄りへ)
(3)対向車ブレーキング
(4)対向車は自車の進路を塞ぐように斜め(30°くらい)に停止(自車の右前方角が対向車の右側面中央あたり)

日中ではあったが木陰で暗くなる区間も多いのでスモールランプを付けていたことと、うちの車は白であったことも幸いしたと思う。(対向車は黒でランプ消灯)

ドライブレコーダつけた方がいいなと思った。

CFH-A10G [安全]

<まえおき:ブログ中断の経緯>
6月は仕事が多忙で残業時間が実質100時間を越えた。
土日は休んだが疲労感がとりきれず、ほとんど何もできない状態であった。

7月に入ってから味覚がかなり鈍ってきたので、持病の「うつ」が悪化し始めていることを自覚したところで、親父の訃報が飛び込んできた。どうやら、今回は親父が助けてくれたようだ。

一旦心臓が止まった際に、多分本人の希望ではなかったろうが、家族が揃うまで延命させようということで、蘇生処置が行われ心拍は戻ったが、結局、一番遠くにいた自分は残念ながら死に目には間に合わなかった。

<ここから本文>
ところで、タイトルの型番はS社の石油ファンヒータのものだが、親父の葬式から戻って、親父ではなく自分の家の身辺整理をしていたときに見つかった不具合記録について、公に記録しておく必要があると思ったので、ここに記すことにした。

ただし現時点でこの型番についての不具合は公式
http://jp.sanyo.com/info/quality_trouble/announ02.html
には報告されていない。

購入年月日:平成1年11月23日
型番:CFH-A10G
SN:19631838

<不具合記録>
1992.03.22(日)数日前より「E2」で何度も自動消火。設定温度を高くすると消えることはないが、設定温度が低い程消え易い。再着火時に異常燃焼(ハンチング?)発生。

購入店にTELにて相談、3月24日(火)なら出張調査可能との返事。

1992.03.23(月)近所の電気店にみてもらったところ、不具合は再現せず。

1992.03.28(土)ファンヒーターから煙発生。(メモには煙としか記録されていないが、黒煙の後に白煙が出たように記憶、白煙が未燃ガスであり非常に危険な状態にあったので、あわてて)メーカーにTEL。

本社もサービスセンターも営業時間外で明日9:00以降の対応となる旨、留守電メッセージ。

頭にきたのでメーカー本社の警備室に電話したが、とりついでもらえず。(ガスファンヒータによる死亡事故の後であったにも係わらず危機管理体制ができていない!)

1992.03.29(日)本社もサービスセンターも営業時間外で明日9:00以降の対応となる旨、留守電メッセージ。(ばかにしているとしか言えない・・・昨日は明日と言ってたじゃないか?)

1992.03.30(月)9:00過ぎ、ようやくサービスセンターに繋がる。

この後、記録はないが、現物の確認に自宅まできてもらったが、「これの修理が不可能となってもいいから、徹底的に原因を究明して改善処置をとってください」とお願いした。

その後、現在に至るまで音沙汰なし。

住所は変りましたが、電話番号は変っていませんよ、S社さん

今となっては、まったくもって後のまつりなのだが、うち以外で事故が起こらなかったことを祈るのみ。
白煙が出たときに、消防署に連絡すればよかったと後悔している。

S社の製品を購入するのは気が進まなかったが、当時、女房が「事故の後だから、対策済みでしょ?」とのひとことを否定しきれず、安物買いをしてしまった・・・

ちなみに、現在S社は(一般家庭向け)石油ファンヒーターを販売していない。

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