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Ultra Micro eXtream が気になる [ラジコン]

専門学校2年の過程も、あと3日5科目の試験をクリアすれば、4月から最終学年に進級できるところまで、なんとかたどり着いたという状況で、気持ちに多少の余裕(油断?)が出てきたところで、しばらく封印状態であったラジコンの動向が気になり、製品サイトを物色していて・・・・・

【これいいな!】
と思ったのが、E-flite の Ultra Micro eXtream (以下 UMX)
http://www.e-fliterc.com/Airplanes/UMX/
なのです。

UMXシリーズに採用されている、自動制御の AS3Xシステム
http://www.e-fliterc.com/Airplanes/AS3X/
が優れもので、ラジコンヘリで培われた姿勢制御技術がベースとなっているそうです。

【調子に乗って思い込みの薀蓄をたれてみる】
飛行中、尾翼によって姿勢の安定が保たれる固定翼機に比べて、回転翼自身のサイクリックピッチで姿勢安定を保つヘリコプタは原理的に不安定なため、外乱に対して常時姿勢制御する必要があり、ラジコンヘリの操作においてもまともに飛ばすためには熟練を要するものでした。

その難しさ故、ラジコン飛行機(ヘリを含めるなら航空機)のなかでも、ラジコンヘリは挑戦のし甲斐はあったけれども、数年に一度は起きている死亡事故なども災いして、その敷居は高くなかなか広く一般に普及することもありませんでした。

そんな中、何故だか中華系(香港、台湾、大陸)のラジコン(電子機器?)メーカーが、ラジコンヘリの小型化を競うようになり、小型化と併せて姿勢安定化の制御技術も進歩してきました。

ラジコンに限らず、動くものをスケールダウンすると、(同じ密度なら)慣性力はスケールの3乗で小さくなり、外乱に対して非常に不安定となるのは自然の摂理で如何ともし難く、小型のラジコン機に姿勢の安定制御装置が必要となるのは自然な流れではありました。

機動性を高めるために安定性を犠牲にした、アクロ機をスケールダウンしたラジコン機が、より不安定であることは想像に難くないでしょう。

UMXシリーズが凄いのは、翼幅が短くロールが不安定な複葉機
http://www.e-fliterc.com/Products/Default.aspx?ProdID=EFLU4850
やジービーレーサー
http://www.e-fliterc.com/Products/Default.aspx?ProdID=EFLU4580
のような寸胴低翼単葉機の小型化を、AS3Xシステムにより普通に操縦可能なレベルで実現した点であると思います。

てなことで、ラジコンを始めた当初から「目指すところは小型のスケール機」という想いがあったので、UMXシリーズの登場で、ようやく小型スケール機が実用化?(普通に飛ばせるようになった)の域に達したとの感じを持ったわけです。

【どれにしようかな】
UMXのラインナップはどれも個性的で、コレクションしたいのだけれども、経済的・スペース的な制約から、先ず一つ選ぶとすれば、
http://www.e-fliterc.com/Products/Default.aspx?ProdID=EFLU1180
かな。小さいけれどもフラップ操作が可能なところが、スケール機ファンとしてのこだわりです。(スケール感に拘りがないならスタント機でいいじゃんってこと)

UMXシリーズの一部はすでに
http://www.rcdepot-jp.com/top_select/top_s_15.html
(の下の方)で国内販売されていますが、お目当ての UMX Carbon Cub SS はまだ扱われてないようです。

【DSMX か DSM2方式に限定】
軽量化・低価格化のため、(たぶん)小型ヘリと同様に、受信機と安定化装置が同じ基板に一体化され、受信機の載せ換えができないから、送信機が DSMX か DSM2方式に限定されるのが最大の問題点!

しかも、日本国内で合法な DSMX送信機は皆無で、BLADEmSR用にJRが発売した TD2.4LP モジュール
http://www.super-rc.co.jp/cp-bin/oscommerce/catalog/product_info.php?products_id=30213&osCsid=15e4f2d38a98cb6bb1bd239fd63ee376
とBRADEmSR用の MLP4DSM (4ch)
http://www.rcdepot-jp.com/sab/prp/dsmj.html
(mSR送信機のみ \3,000 のやつです)
の2つだけが、DSM2送信機で合法という寂しい状況です。

さらには、TD2.4LP が使えるモジュール対応送信機が限られてしまうという・・・・・

当然のことながら、JRが作動を保証するのは
http://www.jrpropo.co.jp/jpn/products/propo/details.php?hen=03593&db_flg=jp_db1
11X ZERO
PCM10X
PCM9XIILIMITED
PCM9XII
PCM9X サポート終了(メーカ修理不能)
のみで、11X ZERO 以外は中古しか出まわってなさそうです・・・

純正以外ではJRモジュール対応の
Turnigy 9X
http://turnigy.co.uk/9x.html
くらいでしょうか

日本で使えない、送信モジュールと受信機は要らないので、以下のようなモジュールなしが助かります。

モード1
http://www.hobbyking.com/hobbyking/store/__24257__Turnigy_9X_9Ch_Transmitter_without_Module_Mode_1_v2_Firmware_.html

モード2
http://www.hobbyking.com/hobbyking/store/__20976__Turnigy_9X_9Ch_Transmitter_without_Module_Mode_2_v2_Firmware_.html

【一番の不安】
UMXシリーズ(の受信機)は、いまのところ DSMX と DSM2 の両方に対応してるようですが、これが DSMX オンリになってしまうと、DSMXモジュール(または送信機)の日本国内対応版が出てこない限り、合法的に飛ばすことができなくなってしまいます。

また、送信機ばかりが増えてしまいそうですが、とりあえず「TD2.4LP」と「Turnigy 9X」を注文し(てしまい)ました。

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コメント 1

ねこひこ

DSMX と DSM2 は compatible でした。
http://nekohiko.blog.so-net.ne.jp/2013-02-27
by ねこひこ (2013-02-27 20:57) 

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