マイスネル神経叢/アウエルバッハ神経叢の混同回避 [鍼灸]
消化管の構造に出てくる「神経叢」は、「粘膜下神経叢」と「筋層間神経叢」と問われれば、その支配部位は予想がついてしまうことから、国試では「マイスネル神経叢」と「アウエルバッハ神経叢」の呼び方で問われるはずなので、この2つの神経叢の識別をできるようにしておく必要があります。
現時点で、うまい語呂合わせが思いつかないので、当面以下の連想で覚えることにしました。
「マイスネル」→5文字→消化管の内側から5層目にあるのが「マイスネル神経叢」
「アウエルバッハ」→7文字→消化管の内側から7層目にあるのが「アウエルバッハ神経叢」
消化管の構造の層数の解釈(解説)はいろいろありますが、今回の連想は以下の9層構造としての連想です。
内側から
1層目:粘膜上皮(口腔~食道、肛門は重層扁平上皮、胃や腸では単層円柱上皮)
2層目:粘膜固有層(繊細な膠原線維の層で血管、リンパ管、リンパ小節、胃腺、腸腺がある)
3層目:粘膜筋板(口腔にはない)
4層目:粘膜下層(粘膜下組織とも呼ばれ、太い膠原線維による粗い結合組織で、食道腺、十二指腸腺がある)
5層目:マイスネル神経叢
6層目:輪走筋(単独で分節運動、縦走筋と併せて蠕動)
7層目:アウエルバッハ神経叢
8層目:縦走筋(単独で振子運動、輪走筋と併せて蠕動)
9層目:漿膜
ちなみに、その他の解釈として、
3層構造:内膜(粘膜)、中膜(筋膜)、外膜(漿膜)
4層構造:粘膜層、粘膜下層(粘膜下組織)、筋層、漿膜
5層構造:粘膜層、粘膜下層(粘膜下組織)、輪走筋、縦走筋、漿膜
7層構造:粘膜層、粘膜下層(粘膜下組織)、マイスネル神経叢、輪走筋、アウエルバッハ神経叢、縦走筋、漿膜
などがありそうですが、要は、「マイスネル」より文字数の多い「アウエルバッハ」の方が外側(筋層間)にあるということです。
現時点で、うまい語呂合わせが思いつかないので、当面以下の連想で覚えることにしました。
「マイスネル」→5文字→消化管の内側から5層目にあるのが「マイスネル神経叢」
「アウエルバッハ」→7文字→消化管の内側から7層目にあるのが「アウエルバッハ神経叢」
消化管の構造の層数の解釈(解説)はいろいろありますが、今回の連想は以下の9層構造としての連想です。
内側から
1層目:粘膜上皮(口腔~食道、肛門は重層扁平上皮、胃や腸では単層円柱上皮)
2層目:粘膜固有層(繊細な膠原線維の層で血管、リンパ管、リンパ小節、胃腺、腸腺がある)
3層目:粘膜筋板(口腔にはない)
4層目:粘膜下層(粘膜下組織とも呼ばれ、太い膠原線維による粗い結合組織で、食道腺、十二指腸腺がある)
5層目:マイスネル神経叢
6層目:輪走筋(単独で分節運動、縦走筋と併せて蠕動)
7層目:アウエルバッハ神経叢
8層目:縦走筋(単独で振子運動、輪走筋と併せて蠕動)
9層目:漿膜
ちなみに、その他の解釈として、
3層構造:内膜(粘膜)、中膜(筋膜)、外膜(漿膜)
4層構造:粘膜層、粘膜下層(粘膜下組織)、筋層、漿膜
5層構造:粘膜層、粘膜下層(粘膜下組織)、輪走筋、縦走筋、漿膜
7層構造:粘膜層、粘膜下層(粘膜下組織)、マイスネル神経叢、輪走筋、アウエルバッハ神経叢、縦走筋、漿膜
などがありそうですが、要は、「マイスネル」より文字数の多い「アウエルバッハ」の方が外側(筋層間)にあるということです。
2012-05-29 22:15
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〈模擬問題〉
消化管の蠕動を主に司るのはどれか。
(1)マイスネル神経そう
(2)マイスネル小体
(3)粘膜下神経そう
(4)アウエルバッハ神経そう
そう:「くさむら」という漢字です(携帯で書けなかった)
by ねこひこ (2012-05-30 05:32)