オートマ車のブレーキとアクセルの踏み間違い [安全]
クラスメートとの雑談の中でオートマ車のアクセル踏み間違いの話題となり、その昔・・・自分自身が体験した恐怖の踏み違え事故を思い出したので、事故防止の目的で以下を紹介することにしました。
自分の場合は、MT免許取得後しばらくペーパードライバーであった後にAT車に乗るようになり、MT車に対するAT車の違和感にだいぶ慣れた時期に、自分ちの車庫へバックで入れる際にブレーキとアクセルを踏み違えてしまいました。
それまで、ブレーキとアクセルの踏み間違いなんて考えられない!と他人ごとのレベルでの認識しかなかったので、実際に事故を体験して、まさか自分が!とかなりのショックを受けたものです。
車庫スペースのエンドにはバンパー位の高さの庭石とその後ろに枇杷の木があり、車は庭石に乗り上げ枇杷の木に衝突して、けが人が出なかったのは不幸中の幸いでした。枇杷の木の下には犬小屋があり、その中にいた犬がびっくりして犬小屋のさらに奥にある腰くらいの高さのフェンスを乗り越えて鎖で宙吊り状態になってしまい、それ以上逃げることもできずにかわいそうなことをしてしまいました。(そのワンコはもう10年以上も前に老衰で他界しました)
当然のことながら、踏み違えた本人は、アクセルを踏み込んだ直後から何が起こったのか理解できずに、しばらく呆然としていました。事故車が燃料タンクの点検とバンパーの修理だけで終わったのもラッキーだったと思います。
後日、自分自身で同じ車で現場検証を行い以下の結論に達しました。
【一番怖いのはバック(後進操作)でのアクセル踏み込み】
アクセル踏み込み
↓
車体が後方に加速=踏み込んだ足にはアクセルをさらに踏み込む方向の慣性力が働く
↓
踏み込んでしまった足は車体の加速度が小さくなるまで離すことができない
↓
車止めの乗り越え(自分の場合、バンパー位の高さの庭石)
↓
後方の壁・車への激突もしくは崖からの転落(自分の場合、枇杷の木で停止)
【なぜバック(後進操作)でブレーキとアクセルを踏み間違えるのか】
後方確認で上半身だけでなく下半身も左右交互にひねることがある
↓
ブレーキ/アクセル対する右足のスタンスが前(足先)/後(かかと)逆になる
・体全体を右ひねりで後方確認するとき:右足かかと側(ブレーキ)、右足先(アクセル)の配列
・体全体を左ひねりで後方確認するとき:右足先(ブレーキ)、右足かかと側(アクセル)の配列
言うまでもなくペダル操作はあくまで足先です
↓
体をひねった直後に踏み間違いが発生する
【一般的な踏み間違い説】
地面の傾斜が変化する場所やちょっとした段差乗り越えがある
↓
微速進行操作でブレーキ操作(平旦もしくは降り)とアクセル操作(登りもしくは乗り越え)が入れ替わる
↓
ブレーキ操作からアクセル操作に変わった直後にアクセルを踏み込んでしまう
【マニュアル車での踏み間違い事故が少ないのは】
・微速進行操作では左足は必ずクラッチペダルに載せている
・左足(クラッチ)に対する右足(ブレーキとアクセル)のスタンスは変わることがない
・停止の際のブレーキ踏み込みではクラッチの踏み込み操作を伴うので、万一アクセルを踏み込んだとしても暴走には至らない
【防止策(例)】
オートマ車でのバック操作は左足ブレーキ/右足アクセル操作とする
実はこの対策、ある教習所では非公式に教えているとのことですが、ほとんどの車の操作マニュアルでは、ブレーキ/アクセルともに右足だけで操作することになっているようです。逆に言うと車メーカーの立場としては左足ブレーキ/右足アクセル操作による事故については責任を負えないということです。
個人的にはマニュアル通りの操作をして事故を起こしてしまって後悔するよりかは、バック操作に限っては踏み違いの可能性がより少なくなる「左足ブレーキ/右足アクセル操作の方が合理的(より安全)である」と考えています。
自分の場合は、MT免許取得後しばらくペーパードライバーであった後にAT車に乗るようになり、MT車に対するAT車の違和感にだいぶ慣れた時期に、自分ちの車庫へバックで入れる際にブレーキとアクセルを踏み違えてしまいました。
それまで、ブレーキとアクセルの踏み間違いなんて考えられない!と他人ごとのレベルでの認識しかなかったので、実際に事故を体験して、まさか自分が!とかなりのショックを受けたものです。
車庫スペースのエンドにはバンパー位の高さの庭石とその後ろに枇杷の木があり、車は庭石に乗り上げ枇杷の木に衝突して、けが人が出なかったのは不幸中の幸いでした。枇杷の木の下には犬小屋があり、その中にいた犬がびっくりして犬小屋のさらに奥にある腰くらいの高さのフェンスを乗り越えて鎖で宙吊り状態になってしまい、それ以上逃げることもできずにかわいそうなことをしてしまいました。(そのワンコはもう10年以上も前に老衰で他界しました)
当然のことながら、踏み違えた本人は、アクセルを踏み込んだ直後から何が起こったのか理解できずに、しばらく呆然としていました。事故車が燃料タンクの点検とバンパーの修理だけで終わったのもラッキーだったと思います。
後日、自分自身で同じ車で現場検証を行い以下の結論に達しました。
【一番怖いのはバック(後進操作)でのアクセル踏み込み】
アクセル踏み込み
↓
車体が後方に加速=踏み込んだ足にはアクセルをさらに踏み込む方向の慣性力が働く
↓
踏み込んでしまった足は車体の加速度が小さくなるまで離すことができない
↓
車止めの乗り越え(自分の場合、バンパー位の高さの庭石)
↓
後方の壁・車への激突もしくは崖からの転落(自分の場合、枇杷の木で停止)
【なぜバック(後進操作)でブレーキとアクセルを踏み間違えるのか】
後方確認で上半身だけでなく下半身も左右交互にひねることがある
↓
ブレーキ/アクセル対する右足のスタンスが前(足先)/後(かかと)逆になる
・体全体を右ひねりで後方確認するとき:右足かかと側(ブレーキ)、右足先(アクセル)の配列
・体全体を左ひねりで後方確認するとき:右足先(ブレーキ)、右足かかと側(アクセル)の配列
言うまでもなくペダル操作はあくまで足先です
↓
体をひねった直後に踏み間違いが発生する
【一般的な踏み間違い説】
地面の傾斜が変化する場所やちょっとした段差乗り越えがある
↓
微速進行操作でブレーキ操作(平旦もしくは降り)とアクセル操作(登りもしくは乗り越え)が入れ替わる
↓
ブレーキ操作からアクセル操作に変わった直後にアクセルを踏み込んでしまう
【マニュアル車での踏み間違い事故が少ないのは】
・微速進行操作では左足は必ずクラッチペダルに載せている
・左足(クラッチ)に対する右足(ブレーキとアクセル)のスタンスは変わることがない
・停止の際のブレーキ踏み込みではクラッチの踏み込み操作を伴うので、万一アクセルを踏み込んだとしても暴走には至らない
【防止策(例)】
オートマ車でのバック操作は左足ブレーキ/右足アクセル操作とする
実はこの対策、ある教習所では非公式に教えているとのことですが、ほとんどの車の操作マニュアルでは、ブレーキ/アクセルともに右足だけで操作することになっているようです。逆に言うと車メーカーの立場としては左足ブレーキ/右足アクセル操作による事故については責任を負えないということです。
個人的にはマニュアル通りの操作をして事故を起こしてしまって後悔するよりかは、バック操作に限っては踏み違いの可能性がより少なくなる「左足ブレーキ/右足アクセル操作の方が合理的(より安全)である」と考えています。
2012-03-13 20:55
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